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また犠牲者が

長崎の小学校でまた悲しいことが起こってしまいました。
---ここから---
『小学校の教室で教諭が首つり自殺 長崎・佐々町』
 長崎県佐々町須崎免、町立口石小学校(児童数615人)の3階の教室で15日午後9時ごろ、同小の男性教諭(40)が首をつっているのを別の教諭が見つけ、110番通報した。約2時間後に病院で死亡が確認された。争った跡や外傷がないことなどから、江迎署は自殺とみている。調べでは、現場は男性教諭が受け持っていた5年生の教室内。天井にあるスクリーン固定用の器具に縄跳びを結び、首をつっていたという。学校側の説明によると、男性教諭は同日午後6時ごろまで、同僚の教諭と学校行事や通知票について話し合っていた。帰宅しないため、午後8時半ごろ家族が学校に問い合わせ、首をつっているのがわかった。友広幸穂校長は「思い悩んでいた様子はなかった。信じられない思いで、今は言葉がないとしか申し上げられない」と話している。
---ここまで---
長崎の学校に勤める仲間からは、過去の二つの事件以来、現場への締め付けと要求が強くなっていったと聞いています。この先生が亡くなった場所が教室であることや、家族には不眠を訴えていたことなどから、やはり仕事上のことで追いつめられていたのではなかったのかと考えざるをえません。多くの教師は真面目に、寡黙に、子どもたちのために働いています。どんなに周囲から批判されてもじっと耐え、うまくいかないことがあると自分の力不足であると自己を責め、愚痴をこぼすことさえままならない学校はたくさんあります。そしてこのような形でしかメッセージを伝えられない状況が全国の多くの教師の中にある限りもっとたくさんの犠牲者が出ることが予想されます。真面目に教育を担っている教師を追いつめて何が変わるのでしょう。その結果、誰が得をするのでしょう。悲しみと怒りと、悔しさでいっぱいです。


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